ほとんどの子は晩年、病気が原因で亡くなると思った方が良いでしょう。
そして、もし皆さんが犬や猫を飼った際も、おそらく同様に看護や介護をしていく中で愛犬・愛猫を看取ること
になるかもしれません。
ところが、実際の看護や介護は時間的,経済的,肉体的,そして精神的にも飼い主さんの負担となることを、
飼う前から知っている方はほとんどいませんし、また、やがて自分たちにもその様な状況が訪れるであろう
実感も、犬を飼う前ではなかなかわき辛いでしょう。
そのため、自分のペットがいざ病気となると、(その大変さから)段々と面倒を見るのが嫌になり、
その子達を遺棄したり安易に殺処分を依頼するという愚行をおかす無責任飼い主は未だ後を絶ちません。
(特に悪質なのは、病気になった途端に面倒をみるまでも無く使い捨ての様に遺棄する者もいることです)
やんちゃで活発だった子も、皆さんと同じ時を過ごしていく中で同じく年をとり、やがて眠っている事も多く
病気がちにもなります。
また、あなた自身の経済的・肉体的状況にも変化があるかもしれません。
10年後のあなたは犬を看病できる状況にありますか?
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