真の動物愛護について考える_第3話 /環境省のデータにみる犬と猫の殺処分の現実と課題(1/3)

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お役立ち情報TOP >> 動物保護施設から犬・猫の里親になろう!:目次 >> 真の動物愛護について考える_バックナンバー 第 3 話…環境省のデータにみる犬と猫の殺処分の現実
と課題(1/3)
動物保護施設から犬・猫の里親になろう!:真の動物愛護について考える_第3話は環境省のデータにみる犬と猫の殺処分の現実と知っておくべきこと(1/2回)についてです


約6分に1頭が殺処分されている現実

殺処分に至る経緯や原因には様々な理由がありますが、その原因をみる前に、まずは今現在起きている
殺処分の現実と、データには現れない事実を知って頂きたいと思います。


犬と猫の飼育頭数

○ 犬の飼育頭数…約992万頭
○ 猫の飼育頭数…約987万頭

 ● 環境省 【人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト ペットのお薦めコラム



殺処分数 :約6分に1頭が殺処分されています

○ 犬の殺処分数…約15,000頭
○ 猫の殺処分数…約67,000頭

○ 1日換算の殺処分数 …約230頭/1日
○ 犬及び猫1頭が殺処分数されるまでの時間 …約  6分/1頭
○ 犬1頭が殺処分数されるまでの時間 …約 35分/1頭
○ 猫1匹が殺処分数されるまでの時間 …約  8分/1頭



 ● 環境省 【犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況 ペットのお薦めコラム



殺処分数の推移

殺処分数が年々減っているのは、ペットを飼っていない方の良識や、保護団体やボランティアさん、
行政の取り組みによるまさに賜物だと思います。



 ● 環境省 【犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況 ペットのお薦めコラム


殺処分数0にすることだけが犬や猫にとって幸せと言えるのか?

一方で、一見順調に殺処分数が減っている様に見えるこのグラフにも落とし穴があります。
なぜなら、これは動物愛護において抱える「殺処分問題」という氷山の一角のみを示すものであり、
その目に見える不幸の裏には、誰の目にも触れることなく殺される犬や猫及び予備軍がさらにいる
ということを読み取れないからです


知っておいて頂きたい残された課題のいくつかについて、次の回で考えてみたいと思います。


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