犬を初めて飼う方へ_第6話/犬を飼える条件・飼えない条件(3)～環境的側面

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1. 時間的側面(最重要)
2. 経済的側面
3. 環境的側面
4. 肉体的側面
5. 精神的側面
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都心部で戸建に住まわれている方がこれから犬を購入または里親となる際、
それが中型・大型犬であれ、外飼いではなく室内飼いができる事を前提に受け入れましょう。

逆を言えば、犬のサイズが問題で室内飼いが出来ないと言うのであれば、
小さいサイズの犬を飼うべきであるとも言えます。 　

もちろん、家族間のコンセンサスがとれているのは大前提となります。
　 ※　詳しくは以下コラムをご覧ください

転勤の多い方は、引っ越し先の住環境が必ずしもペット対応可とはならいリスクを十分に考慮する
必要があります。
「急に転勤になったから捨てる・処分する」のは遺棄の正当な理由になりません。

もちろんペット不可マンションで飼う事は禁止です。

保護施設では、一人暮らしの方への譲渡は対象としないケースが多くあります。
その主な理由は、「犬との生活以外の部分に忙殺された結果、(病気を含め)犬の面倒を
みなくなる可能性を考慮」したものです。

もちろん、一人暮らしの方でもペットに愛情を注いで飼われている方はたくさんいらっしゃいます。
その様な社会人の一人暮らしの方が、ペットのためにとる行動の多くに
「会社の近くに引っ越す事」が挙げられるそうです。
(それだけペットの世話には時間と手間がかかるという事なのです)

皆さんは、ペットを世話する時間が足りない状況におかれた際、
それを補うためまたは、自分の時間を割く行動はとれそうですか？

「近隣からの理解を得られる様な飼い方をする」
必要がある事を忘れてはいけません。

なお、ペットをめぐる(近隣)トラブルは、皆さんの耳に届いて
いないだけで、思っている以上に日常的に発生しています。

その内容は、一般的な「犬の鳴き声による騒音トラブル」だけ
でなく、「ノーリードにより引き起こされる問題」や「犬を繋ぎっ
放し・閉じ込めっ放しとする飼育放棄・虐待の問題」までと、
一見内容は様々ですが、共通しているのはそのほとんどの
ケースで